2013年に「世界文化遺産」となり、現在も多くの登山客を集める富士山。豊かな自然や湧水、人々の心を癒すパワーなど、多様な魅力を持つ富士山について、正しい知識を持ち、再生と発展のために行動することで富士山を守っていきましょう！
| 講座名 | 富士山学レンジャー養成講座 |
|---|---|
| 標準期間 | 約4カ月 |
| 受講金額 | 34,560円（税込） |
本講座は、日本が誇る富士山の再生と発展を担う「富士山学レンジャー」を養成する通信講座です。講義やフィールドワーク（屋外授業）を収録したテキストと動画で、「富士山学」の知識と考え方、そして実践方法をまるで現場で体験しているように学べます。パソコン、スマホでも学習可能なeラーニング対応なので、いつでもどこでも学習できるのも魅力です。
現在の富士山には「光と影」の両面が存在します。“光”は魅力や不思議、可能性であり、“影”は負の遺産や環境問題のことです。「富士山学レンジャー」は、この富士山の「光と影」両方の知識を身につけ、環境を再生していくための具体的なノウハウを学び、伝える大切な役割を担います。
本講座を修了され、「富士山学レンジャー」として認定された方は、さらなる経験を積んでいただくことで富士山ツアーのガイドサポートを担当していただけます。やりがいとともに、収入を得られる手段ともなります。
本講座はただ学ぶだけではなく、協会でのイベント開催など「富士山を愛する方々のコミュニティを設ける」という目的もあります。“富士山好き”の仲間が集う“場”で、新しい生きがいを見つけられます。
渡辺 豊博先生
農学博士。都留文科大学特任教授。約30年前から富士山の世界遺産登録を目指して環境保護活動を行っている富士山の専門家。富士山の光と影を学ぶ「富士山学」を提唱し、大学での講義や新聞への連載も執筆。
2013年の世界遺産登録から、富士山を訪れる外国人観光客はますます増えています。富士山の真の姿を知る「富士山学」を学ぶことで、知人や家族はもちろん、増加する外国人観光客に向けたガイドとしても活躍することができます。
渡辺先生のわかりやすい解説と富士山におけるロケ映像で、現場で学んでいるような臨場感を味わいながら学習できます。リアルな映像では、実際に現地を訪れる前のイメージトレーニングとしても最適です。
富士山の魅力や不思議といった光の面だけでなく、環境問題や抱える課題など影の部分もしっかり学ぶことで、人々に関心と行動を呼びかけることができ、環境問題に取り組むスペシャリストとして活躍することができます。
講座修了後に「富士山学協会」にメンバー登録すれば、渡辺先生や仲間たちとともに、ツアーやボランティア活動に参加できます。四季それぞれの富士山の魅力を知るツアーや講演会など、楽しくためになる企画が準備されています。
修了後は、一般財団法人 富士山学協会が、「富士山学レンジャー」として資格を認定します（有料）。富士山について正しい知識を備えていることを証明できますし、お友達をご案内する際、あるいはガイドサポートの際も、自信を持って遅のスキルをアピールできます。
私が「富士山学レンジャー」の方々に期待するのは、富士山の魅力を学び、その価値を分かりやすく伝え、自然に対する人々の関心と興味を呼び起こすことです。富士山に横たわる環境問題は、日本全体の問題と共通しています。いわば、富士山は“日本の縮図”。その課題解決モデルは「富士山から日本を変える」原動力になりうる大きな意義を持ちます。私と一緒に、日本を変えていきましょう。あなたのご参加を、心よりお待ちしております！